今日は先月から始まったリトミックの2回目でした。
今回は強弱を体を使って体感しました。並べられたフープを、大城先生の弾くピアノに合わせて
跳んでいきます。pならば間隔は狭く、fになると間隔も広く、クレッシェンドでは感覚がだんだん広く、という具合にその強さが持つそれぞれのエネルギーを体で感じるのです。
また手遊び歌を歌いながら、体の使う場所を変化させて強弱を体感したり、こんな経験は初めて!
とても楽しかったです!
楽譜を見て弾けるようになって、それが体での実感を伴っていたら、それはどんなに生き生きと豊かになることでしょう。
他にも音の上行・下行を聴き分けて・それに合わせて反応するということもしました。
リトミックは体をただ動かすだけでなく、よく聴いて反応しなくてはならないので耳も育ちます。
レッスンにも色々取り入れていきたいです。
そのまま夜はチャイコフスキーコンクール入賞コンサートを聴きに東京芸術劇場へ。
オールチャイコフスキープログラムで、オペラの中の曲や、あの有名なピアノコンチェルト、ヴァイオリンコンチェルト、そしてチェロの変奏曲と贅沢なプログラムでした。
ピアノコンチェルトはダイナミックで華やか、そして抒情的な素晴らしい演奏でした。
コンチェルトはとても好きなジャンルで、第1音が奏でられる前のわくわく感や、フィナーレの終わりに向かって前進していく緊張感、そして演奏が終わっての奏者の達成感が伝わってくる感じがとっても好き。
チャイコフスキーはこれまであまり弾く機会はなかったけれど、一昨年、発表会でくるみ割り人形を組曲でやって以来、
彼の世界観が好きになりました。
オーケストラの面白さ、ソロとオーケストラのリズミカルな掛け合いも存分に楽しめました。
コンサートの最後にはブラボーの声があちらこちらに飛び交っていました。