先週の木曜日、光が丘のIMAホールへミハウ先生のブランチコンサートに行ってきました。
このブランチコンサートは、昨年から始まった、鎌田裕子先生が代表の練馬光が丘ステーション主催のコンサートで、今回が第6回目になります。平日のお昼間、休憩なしの1時間で、気軽に楽しめるコンサートです。
ミハル先生はポーランド人のピアニストで、2018年公開の映画「羊と鋼の森」にも出演した俳優でもいらっしゃいます。
流暢な日本語で楽しいトークをしながら前半は即興演奏や編曲のお話と実演、後半はショパンの作品を聴かせて下さいました。
とても興味深かったのは、ポーランドの民族舞踊であるマズルカ、ポロネーズのお話でした。
マズルカには、速い動きで回って踊るオベルク、たくましいマズル、哀愁に満ちていてルバートするクヤヴィヤックの3種類があり、ショパンのマズルカをそれぞれ3つのタイプ別に弾いて下さったのが、とてもわかりやすかったです。
あとで調べると、ポーランドの民族舞踊には5種類あり、上記のマズルカ3種とポロネーズとあとクラコヴィアクというものがあるようです。
クラコヴィアクはショパンのピアノコンチェルト第1番の躍動感溢れる第3楽章がそれで、シンコペーションが特徴です。ポーランド人はみんなこれらの舞踊を踊れるらしいです。
ポーランド舞踊に限らず、ワルツやメヌエットといった踊りの曲は、日本人にとって理解するのが容易ではありませんが、今はYOU TUBEなどですぐ見られるので参考にすると良いですね。