今年最後になるコンサートを聴きに行ってきました。光が丘IMAホールのブランチコンサートです。このブランチコンサートはお昼の1時間ほどのコンサートです。こんなに年末にもかかわらず、客席のかなりの部分が埋まっていました。それもそのはず、今をときめく赤松林太郎先生と黒田亜樹さんの連弾・2台ピアノのコンサートだからなのです。
お二人は昔からのお知り合いだそうで、トークも自然体で面白く、リラックスして楽しんで演奏されているように感じました。
1曲目♪バッハの主よ、人の望みの喜びよ♪の連弾から始まりました。有名なこの曲、静寂の中に美しいメロディーがやさしく語りかけてきます。対旋律も美しく絡んできて、立体的なその響きが心に染み入りました。
2曲目、3曲目もやはりバッハの曲でしたが、オルガン伴奏にソプラノの歌声が聴こえてくるような作品でした。
宗教的な作品でした。
3曲目はモーツァルトのオペラ「魔笛」より序曲。この曲から2台ピアノになりました。
各パートのかけあいがとてもモーツァルトらしい曲です。
最後の曲は、この時期あちこちで演奏されているベートーヴェンの第九の第4楽章「歓喜のうた」の2台ピアノでした。赤松先生が指揮者のように手を振りながらの演奏。本当のオーケストラを聴いているような厚みのあるダイナミックな響き、ソロの歌声、合唱の迫力ある歌声に圧倒されました。
家のことも気になるこの時期でしたが、年の終わりにこんな素敵なコンサートが聴けてよかったです。
来年も色々なコンサートに出かけたいです。