リトミック

昨日は2月のリトミックの日でした。今回のテーマは「休符」。この言葉には休むという漢字が使われているので、何もしないで休むというニュアンスで捉えられがちですが、そうではなくて、様々な意味合い、ニュアンスがあります。その休符がその音楽の中でなぜ存在しているのか、何を表しているのか。それを言語化することで、表現がより具体化するのだと感じました。

それから「補足リズム」のお話。音と音の間を埋めたくなるリズムのことです。合いの手とでも言いましょうか。シューマンの楽しき農夫やショパンの雨だれを例に実感。補足リズムがあることで、音価が正確に取れるようになるとのこと。レッスンで応用できそうで楽しみです。

そして、教会旋法お話。これが目から鱗でした!わかりづらくて、理解しようとすることを避けていましたが、今日とてもクリアになりました。こんなわかりやすい方法があったなんて!それぞれの旋法を使った曲を弾いて下さり、なるほどと思いました。今までコード分析してもすっきりしないところが教会旋法だったようです。

リトミックを学び始めてから、確実に新しい感覚が私の中に入ってきているし、生徒たちへの伝え方も変わってきたように思います。音楽がより豊かにふくよかになっていく感覚です。次回も楽しみです。