
4月29日(祝)保谷こもれびホール 小ホールで教室の発表会を開催しました。一昨年の11月以来1年半ぶりです。
年長さんから大学2年生まで26プログラムが演奏されました。前回まではひとり第1部と第2部の2ステージを推奨していましたが、今回は1曲に集中した子も多く、それはそれで完成度の高い演奏をしてくれた子が多く、聴きごたえのある素晴らしい演奏が続きました。
選曲は基本生徒に任せていて、みんな大好きな曲を緊張しながらも楽しんで弾いていました。
グリーンアップルを弾いた小学生の男の子3人に髭男を弾いた中学生の男の子。難しいリズムを演奏してくれました。男の子のピアノ、かっこよかったです!
初舞台で堂々と弾いた女の子、ディズニーの曲で会場をうっとりとさせた女の子、コンペの課題曲を間に合わせて暗譜して弾いたコンペ参加者。
前回の発表会のリベンジをして、今回は自分で納得できる演奏ができた人もいて、大きな自信になったと思います。
ちょっと背伸びした曲を選曲した子もいましたが、そういった曲に取り組んだ後の伸びは皆さん素晴らしいです。
中学生以上の生徒が増えた今回、後半は名曲の本格的な演奏もたくさんあり、長く積み上げてきた演奏には説得力がありました。私はまず選曲しない武満徹の作品を見事に終演した大学生。もはや私の方が新しい世界を教えてもらっています。
直前の2週間は生徒の仕上がりにハラハラする毎日でしたが、ステージでは驚くような演奏をした子も多く、底力の素晴らしさ、それは基礎力によるものだと実感しました。
どの生徒もそれぞれチャレンジの気持ちと成長を感じ、じーんと来るものがありました。これからも基礎力をしっかり付けながら、楽しんで欲しいと思っています。